おしらせ

Kanokoの立ち上げについて

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こんにちは。
「Kanoko」を立ち上げた佐藤です。

保育現場で5年ほど働いたのち、独立してフリーランスになりました。現在は主に子育て関連の記事を書く仕事をしています。現場からは離れたものの、今のほうが保育士としてのスキルを活かせているような気がするので不思議です。

子どもと遊ぶだけが保育士の仕事ではなく、記事を書いたり情報発信をする広報担当みたいな保育士がいてもいいんじゃないかな?と最近は思うようになりました。

「専門家」による子育ての情報発信をします

育児関連の情報は世の中に溢れています。

たとえば「2歳 しつけ」といった言葉で検索すると、星の数ほど情報がヒットすると思います。

しかし、これだけ情報が溢れているのに、専門家が発信した情報が少ない……という印象を持ちました。
(実際に私もクライアントさんから「保育士兼ライターは貴重な存在」と言われることが多く、そのおかげで独立後もなんとかご飯を食べ続けることができています)

世の中には育児に関する知識や技術を持った専門家がたくさんいるのに、それを世の中に広めることができないままなのはすごくもったいない!というのが私の正直な感想です。

そこで、看護師の友人に「自分が持ってるノウハウをたくさんの人に発信したいと思わないの?」と聞いたところ「価値はあると思うけど、忙しいし、そもそもやり方もよく分からない」と言っていました。

なるほど。自分でやることができないなら、私みたいな人間が発信を手伝えばいいじゃないか、と気付いたのです。

そして、私の考える専門家とは、士業の方ばかりではありません。
ものづくりをしている職人の方や新しい事業を生み出す起業家の方も、「子育てに有用な情報」をたくさん持っています。

色々な職業の方のアイデアを育児に取り入れることによって、より多角的な視点で子育てについて考えることができるのではないでしょうか。

このメディアでは、そんな「専門家」と「家庭」の橋渡しができたらと思っています。

子育てに携わる人々がもっと自由な選択を

このメディアのもう一つの大きな軸は「家族の多様性」です。
ちょっと堅いキャッチコピーだなと思いながらも、「多様性」という言葉がストンと自分の中に落ちました。

大学時代の研究で、とあるステップファミリーを取材したことがあります。
正しい家族の形ってなんだろう?子どもを幸せにできる家庭ってどんなものだろう?
当時の私は「正解」を求めて彼らの姿を追っていたのだと思います。
結果、そこには正解がないことに気づきました。

あのな、血が繋がらなくてもな、兄ちゃんと俺は家族で、大好きだからそれでいいねん
小学生の男の子が語った言葉が、今も私の心に深く深く突き刺さっているのです。

“普通の子育て”という考え方が、人を傷つけることがあると知ったのもその時でした。
そして、傷ついている人がいることは、あまり知られていないことにも気づきました。

子育てに携わる人々が、そして子ども自身が、自分たちに合った生き方をもっと自由に選べるようになったら。
「血が繋がらなくても家族」と語った男の子が、胸を張って生きられる社会になったら。

Kanokoの根底には、そんな思いがあります。

今まではあまり知られていなかった子育ての新たな選択肢を、インタビュー記事やコラムという形で紹介していきたいと考えています。

現在はメディアの土台作りをしています。
立ち上げて間もないため、記事の本数はあまり多くないかもしれませんが、納得いく記事を仕上げて情報発信をしていきたいと考えています。

また、このメディア作りにご協力いただいた皆様にも恩返しができるよう前進してまいります。
今後とも、Kanokoをどうぞよろしくお願いいたします。

 

2018.5 編集長 佐藤

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