コラム

【はしもとのあしあと】Vol.4 子どもを保育園に預けることは、私にとってどういうことか

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こんにちは。
どんなに訂正しても「白雪姫」のことを「キュアがき姫」と言う4歳保育園児の母、はしもとです。
プリキュアと何かが混ざっているようなのですが、「がき」ってなんなのか、全くもって不明です・・

さて、Vol.3までは私とイラストについて書いてきましたが、今回は少し離れて、保育園のことを書いてみたいと思います!

専業主婦の私が子どもを保育園に預けるまで

自分のために、子どもを保育園に預けたい

いま現在、はしもと家は夫婦共働きですが、私自身は4年前、娘の出産を機に一度退職し、専業主婦になりました。

子どもはかわいいですが、一人の時間も大好きな私。
娘とずっと一緒にいるのは、あまり得意ではありませんでした。

加えて、買い物に行くと働いていないのに消費ばかりしているようで申し訳ない気持ちになるし、娘のテンポで過ごす育児生活は世間から置いてけぼりにされているような感覚になるので、仕事している方が私の性に合ってるんじゃないか?と思い始めた頃でもありました。

はじめは「娘のために保育園に入れたい」と思っていましたが、途中から「私のために保育園に入れよう」とスパッと目的が変わったのです。

(※就労以外にも、妊娠・出産や疾病、介護・看護、就学といった理由で保育園に預けることが可能です。詳細は自治体により異なります)

「働きたい。だから保育園に預けたい!」は、優先度が低かった

当時は都内に住んでおり、住んでいた区では、求職中であれば子どもを認可保育園(※)に預けることができました。

しかし、実際に保育園に入れるかどうかは自分では決められません。
入所を希望した各家庭の就労状況や、区が取り決めた優先基準に基づいた点数、そして調整によって、入所できるかどうかが決まります。

求職中の場合は優先度が低く、さらには保育園激戦区でもあったので、専業主婦の私にとっては厳しい状況が広がっていました。

こんな感じで、入れる保育園が見つかりそうな気配が1ミリも無い状況・・。

調べたり電話したりしているうちに、専業主婦がもう一度働くことに対してハードルが高すぎやしないか?とふつふつ怒りが湧いてきました。

人生のその時ごとに納得のいく選択をしていきたいだけなのに、一度社会を離れたらすでにリングから降りているかのような構造になっていたなんて。

入園のための要件や激戦区ならではの状況があることについてリサーチ不足だったことは否めませんし、私自身は自分の退職を自己責任だと認識してはいましたが、保育園に入れないことも自己責任の範囲とされているような気がしてきて、とにかく納得がいきませんでした。

(※認可保育園と認可外保育園の違いについてはこちらに詳しく記載がありました。→ 当時住んでいた東京都 / 現在住んでいる千葉県

保育園に入れないなら、ここを離れよう

そして、決定的な出来事が。夫の転職です。

流山市でも認可外保育園のみに絞って空きを確認し、運良く通える範囲で見つかりました。

そんなこんなで2015年3月に保育園が決まり、
4月に流山市へ転入、
5月に娘が保育園へ入園し、
6月には元いた会社に戻って働き始めることができました。

(流山市なら保育園に空きがあり入りやすい、という理由で転入を決めたわけではありません。流山は子育て世代の転入が多く、保育園はそれなりに混んでいる印象です)

子どもを保育園に預けたことで、私が得たもの

こうして、子どもたちは保育園に通い、私と夫は共働きという、いまのはしもと家の生活スタイルができあがりました。ここからは、その生活の中で私が得たもの・得ているものについて、振り返ってみます。

もう一度、社会に戻ることができた

保育園があったからこそ、私は再就職できました。
いまこうして、安心してイラストのお仕事ができていることにもつながっています。

子どもと離れる時間ができた

子どもはかわいいけれどずっと一緒は大変。
自分のための時間がほしいと思っていたので、保育園に預けることでそうしたストレスが減りました。

保育士さんという、心強い育児の応援者ができた

長い時間、安全に配慮しながら、子どもたちを保育する保育士さん。
子どもと相対する大変さを知っていて、その上で育児の不安や相談にも快く応じて下さいます。
夜泣きが続いていることを話すと「今日も起きちゃったんですね〜、お父さんもお母さんも大変でしたね」とねぎらって下さり、子どもだけでなく親にも伴走していただいているなあと、本当にありがたく嬉しいです。

保育士さんは、はしもと家にとっては第三者。
親でも親戚でもない方が、子どもの成長を喜び「かわいい」と愛してくれる。
子どもにとっても親にとっても、これは本当に豊かで幸せなことだと思います。

娘はこの3年の間に認可外保育園から認可保育園へと転園しましたが、保育士さんは認可か認可外かにかかわらず、みなさん娘をかわいがってくれるし、娘も先生が大好きです。その意味では、どの保育園に預けても心配ないんだなと思いました。

育児の孤独な責任感から解放された

保育士さんは、子どもの体調や発達などといった状況を把握した上で、保育して下さいます。
専業主婦の時に感じていた、「自分だけがこの子の状況を知っている、だから私が気をつけなきゃ」という追い詰められるような感覚が無くなりました。

私の場合、お母さんなんだからちゃんと育てなきゃ!という思いが強く、振り回され苦しいと思いながらも、どうしていいか分からなかったのですが、入園してからは保育士さんに責任感をシェアし、時にバトンタッチもできている気がして、気持ちが楽になりました。

保育園に預けることが、もっと気軽な選択肢になるといいなと思った

「私のために、子どもを保育園に入れよう」という選択は、私にとっては大正解でした。

実はこの記事を書いているまさに今、夫が海外出張中です。
実家の応援を頼れてはいるものの、とにかく手いっぱい。

そんな中、朝、子どもたちを保育園に送り届けるとホッとしますし、イラストや会社でのお仕事に時間を使えることは、リフレッシュになります。
子どもと離れる時間を持つこと・自分のための時間を持てることは、大げさでもなんでもなく、私が健全に生きるために必要で、子どもたちと仲良く生活するためにも必要なことだなと思います。
保育園は、私自身やはしもと家になくてはならない重要インフラです。

保育園がいろんな家庭にとって、もっと気軽な選択肢になるといいなと思います。
今現在仕事をしている・いないに関わらず、自分のために、子どもを誰かに見ていてほしいと思うことは全く悪いことではないですし、育児のストレスを減らすことにもつながると思います。

預けることが絶対に正しいわけではありませんが、取りうる選択肢の一つとして身近にそこにあったら、その家族が笑顔になる回数は増えるかもしれないなと、思います。

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