コラム

【はしもとのあしあと】Vol.22 絵を専業にして1年!最近の振り返り&今後の話

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20184月、育休復帰と共に、副業でイラストレーターの活動を開始。
20192月、本業だった会社を退職し、絵を専業に活動を開始。
そして20202月、なんとか1年が経ちました。ぱちぱちぱち!

日々何かを追いかけ、追われたりしながら生活しておりますが、今回は最近のことを振り返りながら、今後について考えたことを書いていきたいと思います。

どんなお仕事をしているか

最近のお仕事内容は、主に社会や地域のことを伝えるための、まんが、イラスト、文章制作です。
日々の時間は、制作に必要な取材、情報収集、そして実際に描く・書くことに費やしています。

また、コミュニティスペースのスタッフもしています。
流山駅隣のmachiminで、観光案内やコミュニケーションをメインに活動しています。

「絵を描くことを仕事にしている人が、なぜコミュニティスペース活動するの?」と質問されることもありますが、コミュニケーションが好きなので一人で黙々作業し続けるよりも合っている働き方だなと思いますし、コミュニティスペースでの日々の活動は、私がまんがや文章を作る目的として据えている「社会や地域を伝える・考える」ための作業の種になっています。

machiminには、小さなお子さんやママさんパパさん、サラリーマン、フリーランス、シニアといった、さまざまな方が日々来てくださいます。自分と社会をリアルにつなげることで、まんがのセリフやイラストの表情、文章の構成・内容に、社会や地域のリアリティが出てくると感じています。
(※2020年4月12時点:コロナの影響を考えmachiminは休業中です)

やれることには限りがあると実感した昨年末

この1年を通し、これからどんな方向性の活動をしたいのか?この仕事で私は何をしたいのか?というのが、分かってきました。
幸いなことに少しずつご依頼いただける機会は増えていますが、そこで直面したのが「時間が足りない」という問題です。

会社員だった頃はタイムカードを切ったり、通勤したりと、物理的に仕事をする時間が区切られていましたが、家でもカフェでも仕事ができるようになると、時間は捻出すればいくらでもあるように錯覚します。

睡眠時間が減り、ほっと一息つく気持ちの余裕が無くなり、必要最低限の家事・育児を行う時間の余裕も無くなり、頭の中は常に仕事の進行を考える状態になりました。

なんとか全てを納品しましたが年末くらいにがくっと疲れが出て、年始しばらく、仕事をスタートする気力が出てきませんでした。

勉強になったし楽しかったのですが、体力のままにやり続けることの限界や家族への影響が大きいことを感じ、「何でも・いつでも」はできないんだということを痛感した年末年始でした。

私にとって大事なポイントと今後の指針

私はこの先、結局どうしていきたいんだろう?

そんなことを頭の片隅で考えながら数日過ごし、ふと、「娘が中学生なってもこの仕事をしていたいな」と思いました。

今は幼い子どもたちが、身近な大人がどんな仕事をしているかについて考える年齢になった時に、2020年の今、私がしているこの仕事について話し、(良くも悪くも)何かしら感じてもらえたらという思いを抱きました。

つまり私にとって大事なのは、まんが・イラスト・ライティングのお仕事を「継続」することだと分かりました。

では継続するためにはどうしたらいいか?というと、今のところポイントは2つだと考えています。

1つは自己管理。何かを考える時に、他の人がどう感じるかだけでなく、自分の体調や自分が感じたことも無視せず信じてバランス良く判断していく。
そういう自己管理が、個人的には大事そうだなと考えています。

もう1つは、自分の価値を磨き続けること。これまで「できないことは、悪いこと・悔い改めるべきこと」と考えていましたが(笑)、失敗とは必ずしも失うことではない、試すからこそ次のヒントになると分かってきました。

学んで、実践して、面白がって、チャレンジしてみる。体と心が動きやすいように自己管理しながら、でもハードルを上げすぎず、続けていけるよう正しい方向の努力を今後も積み重ねていきたいと考えています。

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