こんにちは、最近花粉症に目覚めつつあるはしもとです。
今回は5歳娘とのやりとりから考えた子どものジェンダー意識について書きたいと思います。
バレンタインデーは好きな「男の子」にチョコをあげる日
今年2月、娘の口から初めて「バレンタインデー」という言葉が出ました。
1つ年上の年長さんと同じ教室で過ごしている娘は、特にこの半年でめきめきと大人びてきたように思います。
同じように、結婚についてもやりとりをしました
娘「わたし、Aくんと結婚しようかな〜」(「しようかな」って 笑)
私「ちなみに好きになるのは男の子じゃなくてもいいんだよ」
娘「えー?!それは変だよ!」
といった感じです。
集団生活の中で様々な認識を獲得している
娘が話す「男女ってこういうもの」という認識は、友達同士でそういう会話がなされたり、耳にした結果なのだろうと思います。
トイレが男女別だったり、遊ぶおもちゃが大体決まっていたりすると、その状況から、「男の子はこう、女の子はこう」というのを、彼女なりに聞いた言葉と結びつけて認識しているのだと思います。
友達と話した内容から「こういうことだ」と説明できたり、「それは違うと思う」と言えたりと、6歳目前で彼女の中の世界がより一層深くなっていて感嘆です。
娘のお下がりを着た息子を見て、「かわいいね、でもなんか女の子みたいだね!」という、何ら悪気ない娘の言葉に、身近に触れている価値観が反映されているなあと思います。
バランスを一緒に考えていく
私個人は、性別は当の本人しか分からないないものだと考えています。
例えば病院の問診表など、男か女かを申告する書類は多いものですが、そういうのは大まかな体のつくりを問われているのだろうと思います。
私自身は子どもの頃、女の子であることが嫌で「私は体が女の子なだけで男の子だ」と思っていた時期があります。性別をはっきり分ける唯一無二の境界は実は無くて、「個性」という言葉におさまってくる部分もあると思います。
娘自身が様々な考え方を獲得すること自体はとても良いことです。
しかし娘が獲得した認識は絶対ではなく選択肢の1つ。「そういう見方もある、必ずしもそうでなくてもOK」というバランス感覚については、これからも会話を重ねていきたいなあと思います。
ちなみに3歳息子は、先生にピンクのゴムで髪を結んでもらうのがブームです。
彼も自分のやりたいことを表現できるようになってきて、いと愛し!